競馬 ご関係者様の離婚
当事務所では競馬関係者様の離婚を多く経験させていただいております。
一般的に競馬関係の方は複雑な離婚になることが多い傾向にあります。
理由としては以下のようなものがあげられます。
- 所得が一定ではない
- 給与が複雑である
- 税金対策で青色専従者として給与をもらっている
- 比較的、高所得である
- 著名人であるため、スキャンダルを含め、周りに知られたくない
- お金の管理は全て任せているため、給与や貯金がわからない
- 所得が一定ではない
- 進上金や騎乗手当等の給与・報酬形態が複雑である
- 税金対策で青色専従者として給与をもらっている
- 比較的、高所得である
- 著名人であるため、スキャンダルを含め、周りに知られたくない
- お金の管理は全て任せているため、給与や貯金がわからない
- 厩舎の移籍等で報酬がわからなくなった
当事務所の経験上ではありますが、
競馬関係は狭い業界であり閉鎖的な環境ともいえるため、近所や知人との距離が近い傾向にあります。
周りの目を気にしてしまい、中々離婚の相談をする相手がおらず、一人で悩まれる方が多く見受けられます。
当事務所においては、上記の特色について熟知しており、専門的な対処が可能です。
実際にも同種の事件を多く解決してきており、豊富な実績があります。
また守秘義務を徹底して遵守しており、
ビルの２階にあることから人目につかず出入りができます。
一人でお悩みにならず、まずは当事務所へご相談ください。
競馬関係者の所得について
年収の特徴
固定給 と レースの勝敗や成績に応じて発生する進上金（賞金）があります。
また開業届を提出して確定申告をしている方が多く、その場合税金対策のために普段の出費を経費計上しているため、本来の所得が不透明な傾向があります。
中には配偶者を青色専従者として雇用して給与を渡している場合もあります。
資産管理用の法人を別で設立している場合や、アパート等を保有して収益を得ていることもあります。
当事務所ではそういった複雑な決算書・確定申告書の分析をし、本来の収入を突き止めるお手伝いも致します。
ジョッキー（騎手）
年収 1000万円～
・厩舎に所属の場合 厩舎から固定給と賞金がある。レースの5％が進上金としてもらえる。騎乗手当、交通費、調教手当、メディア出演料等が発生する。
・フリーの場合 レースの5％が進上金としてもらえる。それとは別に1レース乗るごとに2-3万円、交通費、調教手当、メディア出演料等が発生する。
※高所得ゆえに、収益不動産等の不動産投資や税金対策のために資産管理用の別会社を保有している場合がある。
調教師
年商 1億円～5億円
レースの勝敗に応じて進上金（賞金）が発生する。レースの10％が進上金としてもらえる。
※高所得ゆえに、収益不動産等の不動産投資や税金対策のために資産管理用の別会社を保有している場合がある。
調教助手、厩務員
年商 500万円～
年収500万円から5000万円等個人差あり。
厩舎からの15-30万円程度の給与（固定給）と各種手当（日直手当、深夜手当、家族手当、調教手当等）、事業所得（進上金、賞金）が発生する。
基本的な進上金はレースの賞金の5％であり、担当している馬の勝敗に応じて進上金がかわる等、所属厩舎によって幅がある。
競馬関係の財産について
競馬関係の方は、上記の報酬・給与以外にも、保険・投資信託・外貨預金・不動産投資等様々な形で資産を保有していることがあります。
中には給与・報酬の金額等を配偶者に秘匿されており、一切知らない、という方も多くおられ、財産分与や離婚後の金銭面に対して悲観的に考えておられる方を多く見かけます。
場合によっては不透明な財産に対しては弁護士会や裁判所を通して、弁護士会照会や調査嘱託といった財産の調査を行うことも可能です。
何も分からずに不安に感じておられる方も、安心して当事務所にご相談ください。
当事務所で経験した事例をご紹介します
相手の属性
現役騎手
夫が現役のジョッキーであり、日頃から「モラハラ」や「DV」「酒乱」の傾向があり、さらにお酒の場や後輩・競馬関係者の前だといつもより態度が大きくなり、罵声を浴びせられるという女性からのご依頼でした。子供に対しても暴力・暴言を行うこともありました。
ご自身で相手と協議をすることは難しく、弁護士が交渉を行うことで、調停にて無事離婚が成立しました。親権及び多額の財産分与と十分な養育費・婚姻費用を獲得することができました。
相手の属性
調教助手
夫が調教助手であり、「モラハラ」「DV」の被害を受けている女性がご依頼者様でした。比較的高収入であることから、「俺が養っている」「俺と同じくらい稼げるのか」という発言が多く、子供の前でも妻を馬鹿にしたり、暴力をふるうことも頻繁にあったそうです。また固定給とは別にレースの勝敗によって手当が変わるため、婚姻費用や養育費において争いが多くありました。
相手が財産を秘匿したため、調査嘱託を行い財産の調査を行うことで平等な財産分与を行うことができました。
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